私が「終活」と聞いて真っ先に思い浮かんだのは「エンディングノートを書くこと」でした。
「お墓」「遺言書」「生前整理」などに比べると、断然取り掛かりやすそうだったからです。
それにはまず「エンディングノート」を手に入れないと。
本屋に行った私は6冊のエンディングノートと共に帰宅しました。
ひよりねぇしゅん、エンディングノート買ってきたけど見る?



お、行動してるねぇ、見せてよ。



選びきれなくて…6冊あるの。



はぁ?なんでそうなった?笑
ネットで迷い本屋へ行く
エンディングノートで自分の今を整理してみよう。そう思ってから、何度かネットでも検索しましたが、どれを選べばいいのか全くわからず…。
これは実物を見た方がいいのでは?と思い、近場の本屋へ向かいました。
エンディングノートは相続関係の本と一緒に並んでいました。
ネットで検索して迷ったんだから本屋に来たって迷います。
次々と棚から取っては戻し、平置きも端から手に取ってみました。
パラパラとページをめくり、目次を辿るを繰り返す。
でも、ひとつも頭に入ってきません。
実物を見て気づいたもう一つの選び方
実物を見ているとネット検索の時とは違った視点で選べることに気づきました。
サイズ感や紙の質感、実際に書き込むものだからこそ、こだわっていいところかもしれません。
他にも、表紙や中の色合い、厚さなど。
中身に大差ないなら、多くの中から「これ!」と思うものを直感で選ぶのもアリかと。
私には表紙の印象も大切です。
手に取った時や開いた時にワクワクしないのはNG。
楽しく書いていきたいのです。
とはいえ、多すぎる〜
タイトルと表紙と目次をいったりきたり。
そうこうしているうちに、もう一つ気づいたことがあります。
それは、多くのエンディングノートに「自分史」を書くページがあること。
その分量や書き方はさまざまです。
私は自分史を後世に残したいとは思わないので、自分史欄は少なめのもの(なんならないもの)がいいな。
ただ、自分の生きてきた道を振り返るのも悪くはないかも。
これも人それぞれの感覚ですね。
あれこれ考えて若干疲れてきたところで、ふと近所にもう一軒本屋があったことを思い出しました。
本屋をハシゴする
「あっちも見てみよう」すぐに移動しました。
本屋のハシゴなんてそうそうしないでしょう?笑
移動先の本屋ではなかなかエンディングノート売り場が見つからずウロウロ…結局店員に尋ねたのですが、ここでも相続関係の本と一緒にありました。
そしてこちらも多種多様。やはり迷いました。
「家でゆっくり見比べたいな」そう思った私はここで、最初の本屋になかったものを3冊買いました。
そして最初の本屋に戻りまた3冊。
そう、合計で6冊も買ってしまったのです笑



本屋さんハシゴしちゃった!買いすぎ?



いや、いいんじゃない?姉らしい笑



こうして家でゆっくり見た方がわかりやすいでしょ?



それはそうかも。
買ったのはこの6冊
本屋ハシゴでわが家にやってきた6冊を、それぞれ簡単にご紹介します。


おひとりさま もしもの時の安心ノート(Gakken)
帯風のデザインにもぎゅっと情報が詰まった1冊。
大きな項目は5つで、特に「これからのこと」のページが前向きで魅力的。
自分史は「史」というより「今の自分について書く」スタイル。
ペットに関する記入欄はありません。
解説ページがしっかり目で、今と将来を書ける印象です。
おひとりさまのはじめてのエンディングノート(主婦の友社)
帯の「自分らしく生きていくためのノート」というキャッチが優しく響く1冊。
ベージュ系の落ち着いた配色で、目にも優しい。
自分史欄はなく、各ページの最下部にワンポイントアドバイスあり。
ペットに関する記入欄もあります。
切り取って持ち歩いたり、目につくところに貼っておけるページがあるのも面白い工夫です。
おひとりさまのためのエンディングノート(文藝春秋)
きれいなブルーの表紙が目を惹く1冊。
書き込むところは白く、余白は薄い赤系。
自分史は半ページとコンパクト。
ペットに関する記入欄はありません。
購入した中で一番薄いのですが、他のものと同等の内容がしっかり網羅されていて、ミニマル派にはぴったりの1冊です。
幸せに生きるためのエンディングノート(主婦の友社)
帯には「倒れたときや認知症になった時にも役立つ」「相続に関する最新制度に対応」の言葉も並ぶ。
冒頭に「このノートはこんな時に役立ちます」「書き方のヒントとコツ」のページあり。
自分史は学歴・職歴・住所・電話番号など事実ベース。
ペットに関する記入欄もあります。
解説はQ&A方式でわかりやすい1冊です。
これで安心「もしも」に備える整理ノート(成美堂出版)
シンプルですっきりした装丁の1冊。
中身は3項目に分類されていて、白地にブルー系とグリーン系の枠囲いで読みやすい。
自分史欄では職務上の実績も書けるのが特徴。
ペットに関する記入欄もあります。
各ページに「準備するとよいもの」とチェック欄があり、行動につなげやすい1冊です。
家族も安心 60歳からの大切なこと覚え書き帖(宝島社)
帯を外すと花のイラストだけが残る1冊。
全ページが花柄のフレームで、項目ごとに花とテーマカラーが変わる作り。
自分史は多めで、時系列・誰かとの思い出・旅行の思い出など細分化されている。
ペットに関する記入欄もあります。
「覚え書き」という言葉がぴったりの1冊です。



どう?6冊それぞれよね。



意外とカラフルなんだな。



そうそう。あと手に取った時の気分も大事よね。



気分が上がるやつがいいね。
「多分書かないな」という衝撃の返し
弟と用事の帰りに、私の家で遅いランチをしました。
テーブルには6冊のエンディングノートが置いてあります。
「どれか1冊あげるよ、どれがいい?」
弟は1冊ずつ中身をさらっと見ています。
「ん〜まぁこれかな」と手に取ったのは「おひとりさま もしもの時の安心ノート(Gakken)」でした。
そして次の瞬間「いや〜多分書かないな。」と積んであるエンディングノートの一番上に戻したのです!
「えーーーーっっっ!!!笑」
弟曰く、もらっても結局取り掛からない気がするとのこと。
そういえばその日、弟には住んでいる自治体が配布しているエンディングノートをもらってきて欲しいと頼んでいました。
弟はその自治体版エンディングノートと隣にあった「公正証書 遺言のしおり」も一緒に持ってきてくれました。
エンディングノートは薄くてシンプルな作り。
それでも必要な内容はちゃんと盛り込まれているので、書くのが億劫な人にはこのくらいで十分だと感じました(彼が書くかは分かりませんが笑)。
私の1冊はこれから
さてさて、私はどうしましょう。
どれにするかは、まだ決まっていません。
ただ「最良の1冊」ではなく、「今の自分が書き始められる1冊」を選びたい!
エンディングノートは「書く終活」だなぁと思います。
書きたくなったときに迷わず開けるよう、まずは1冊を手元に。
最初から完璧を目指すことはないと思うのです。
今度、気になるものを並べて、徹底比較してみますね。



どれにしようかな〜



無理して急ぐこともないんじゃない?



そうね、かといっていつまでも書き始めないのも…ねぇ笑



確かに。焦らず、放置せず…だな笑

