お墓のないおひとりさま姉弟、本気の終活はじめます

ひより

ねぇしゅん、自分が死んだらどうして欲しいか考えてる?

しゅん

……あ〜それな。考えなくもないけどな。

ひより

私ね、これから「終活」というものを本気でやってみようと思うの。よかったら一緒にいかが?

しゅん

お、いいね。俺一人だと後回しにしがちだからな。

目次

はじめに

はじめまして、姉のひよりです。
このブログ「終活だより」では、入るお墓のないおひとりさま姉弟が、ゼロから始める終活の記録をつづっていきます。

弟(しゅん)との会話も交えながら。

「お墓がない」「ひとりで生きている」「これからどうやって自分を見送ろうか」、そんな気持ちを抱えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

姉「ひより」の自己紹介

私は60代前半(女性)のおひとりさまです。
10年前に夫を病気で亡くし、それからずっとひとりで暮らしています。

子どもは2人。それぞれ独立して家庭を持ち、孫も合わせて5人になりました。
頻繁に会えるわけではありませんが、終活の進捗はフランクに相談したり報告したりしています。基本的に「母の好きなようにしていいよ〜」と言ってくれています。

入るお墓は、ありません。
夫と義母は献体先の大学のお墓、私の両親は教会のお墓に眠っています。
だから、私が入る場所は、まだ決まっていないのです。

3年後には定年を迎えます。仕事を離れる前に、自分のこれからを少しずつ整えておきたい。そう思って、このブログを始めました。

趣味は音楽!Mr.Children、King Gnu、Fujii Kaze、角野隼斗さんetc…気になる音楽を見つけては、ライブにも足を運びます。以前は行きまくっていたライブですが最近はだいぶ少なくなりました。この引き際についても考え始めています。

現在は6匹の猫たちと暮らしています。が、実は最高22匹と同居したこともあるねこ屋敷のばぁやです笑。

弟「しゅん」の紹介

弟のしゅんは50代後半(男性)のバツイチ、おひとりさまです。

子ども2人はすでに独立済み。数年前に離婚してからは元妻にも子どもたちにも会っていないそうです。

しゅんも、入るお墓はありません。

しゅん

姉に「ブログに登場してね」って言われたときは、正直「どゆこと?」って思ったけどさ。

ひより

ふふふ、ご協力ありがとう。ほら、私たちって境遇が似てるじゃない?だから一緒に考えた方が心強いし、楽しいかなぁと思って!

姉弟そろって入るお墓がない、というのも珍しい話ではないかもしれません。
だからこそ、二人で話しながら、ゆっくり選んでいけたらと思います。

なぜ「本気の終活」を始めたのか

正直に言うと、私の終活は今までずっと「なんちゃって終活」でした。

エンディングノートを買おうと思ってもどれを選べばいいのかわからない!あれこれ調べるばかりで頭の中は大混乱!
「いつかちゃんとやろう」と思いながら、何年も経ってしまいました。

そんな私が、なぜ今「本気でやろう」と思ったのか。
理由は、いくつかあります。

ひとつは、体調の変化
若い頃のように無理がきかなくなって、体力や気力に「終わり」があることを、ようやく実感し始めたから。

もうひとつは、人生に対する満足感
やりたかったことは、ずいぶんやってきました。行きたかったところにも行きました。子どもたちも独立して、孫たちもすくすく育っています。
こんなふうに書くと順風満帆な人生だったと思われそうですが、もちろんそんなことはなく……まぁまぁ波瀾万丈な人生を歩んできたという自負はあります笑
その与えられた環境下でやれることをやって、行けるところに行った、ということです。

そんな中で「もう十分なのかもしれない」。そう思える瞬間が、最近ふっと訪れるのです。

決して、悲しい気持ちで言っているのではありません。
むしろこれからの時間は、楽しかったことを思い出しがら、上手に「引き際を演出」していきたい。
そんな前向きな気持ちで、終活と向き合いたいと思いました。

人生の、総仕上げ。
そう考えると、なんだか少しワクワクするのです。

しゅん

さすが姉、なかなかポジティブだね。

ひより

まぁね〜最近本当にそう思うのよ。どうせやるなら、楽しんでやりたいじゃない。

そしてもうひとつ、決定打となった会話

ある日、私が弟にこう聞いたのです。

「しゅんが死んだら私に連絡来る?お葬式とかお墓とかどうするの?」

すると弟は、こう返してきました。

「それなんだよな〜。基本あいつら(元妻と子どもたち)じゃなくて、姉か〇〇(私の子ども)に頼みたいけどな」

私たち姉弟が「お墓のない、おひとりさま」であることを、改めて確認した瞬間でした。

だったら、二人で考えていこう。
そんな気持ちで、ふたりの終活はようやく動き出したのです。

このブログでやること

「終活だより」では、以下のテーマを扱っていく予定です。

  • お墓選び(樹木葬・海洋散骨・永代供養・納骨堂・献体・ゼロ葬など)
  • 遺言書の作成(自筆証書/公正証書)
  • エンディングノート(選び方・書き方)
  • 生前整理(モノ減らし・身辺整理)
  • 姉弟の終活日記(日々の気づき・進捗の記録)

すべて、自分自身がやってみた体験をベースに書いていきます。
「調べてみた」だけではなく、「実際にやってみた」「実際に資料を取り寄せてみた」「実際に書いてみた」を大切にしたいと思っています。

私たちの強み

このブログには、ちょっとした特徴があります。

ひとつは、家族4人分の献体の体験を持っていること。
父、義母、夫、そして母の「献体」にまつわる経験があります。3人は実現しましたが、1人は実現しませんでした。
献体は、お墓のない人にとっては選択肢のひとつとなり得ます(ただしこれには注意点も多々あります)。なかなか身近な情報がないテーマなので、当事者目線でお伝えできることがあるのではと思っています。

もうひとつは、猫6匹との暮らし
おひとりさまの終活では、ペットの行く末をどうするかも大切な話。「猫の終活」というテーマでも、いつか書いてみたいと思っています。

そして、現在進行形で「モノ減らし」をしていること。
生前整理は一気にはできません。少しずつ、迷いながら、ときに後戻りしながら、そのリアルな過程をそのまま書いていきます。

おわりに

ひより

ぼちぼち、楽しんでやろうね。

しゅん

うん、人生の総仕上げってやつね。

ひより

そう、引き際を演出!

しゅん

姉らしいわ。じゃあ、また。

このブログが、同じように「お墓がない」「ひとりで生きている」「終活、何から始めよう」と悩む方の小さなヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。

どうぞよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

60代おひとりさま。10年前に夫と死別。お墓のないおひとりさまの私が弟と一緒に本気の終活はじめました。6匹の猫と暮らしています。

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